光が拡散しにくく紫外線を放出しないのが利点
LEDが他の照明機器と異なる大きな特徴として光が拡散しにくいことが挙げられます。電球や蛍光灯は広範囲に光が拡散するため、機器から離れた部分を照らすには不向きです。しかしLEDは光があまり拡散しないので遠く離れた所でも明るく照らすことができます。そのため、スポットライトや吹き抜けの天井用の照明に適しています。LEDは日中でも眩しく感じるほど明度が高いので看板用の照明や街灯にも多用されています。また、通電中は紫外線を放出しないので虫が集まることもありません。そのような特徴から自動販売機や建物の出入り口の照明に最適なのは間違いありません。
屋外での使用は放熱と防水に注意する必要がある
屋外でも便利に使用できるLEDですが、安全に使うなら放熱と防水には十分に注意する必要があります。LEDそのものは通電してもほとんど熱を出しませんが、LEDと繋がっている照明設備が発熱します。長時間使い続けると高温になるので、火災予防と放熱を目的とした空きスペースが欠かせません。看板などを照らす際は焦げ付きや発火を防ぐためにLEDの位置に注意します。また、雨水などで濡れると漏電するので防水加工も忘れてはいけません。雨除けの遮へい物を取り付けても跳ね返った水しぶきで濡れる可能性があるので照明設備への防水加工は必須です。
LEDは長持ちするので維持コストが低い
LEDが広く普及した理由として耐用年数の長さがあります。製品によって多少の違いはありますが、一日に十時間ほど使っても約十年は明度が下がりません。電球や蛍光灯よりもはるかに長持ちするので維持コストの削減が可能です。少ない出費で長く使い続けることができるLEDは理想的な照明機器と言えます。
LEDライトパネルは明度が高いLEDライトの効果で遠くからでも目立つのが特徴です。壁掛けタイプのパネルは視界に入りやすいので、一般的な看板よりも効果的に宣伝を行うことができます。