こんなにあるの?塗装でワンランク上のDIYを実現しよう!

こんなにあるの?塗装でワンランク上のDIYを実現しよう!


まずは塗料の種類を知ろう

木材を好みの形にすることができたら、次は色を塗りましょう。木目を隠したいときはもちろん、木目をそのまま活かしたいというときも、そのための塗料を使えばワンランク上の出来上がりを実現できます。塗料は大きく分けると、「一般塗料」「ニス」「ステイン」の3つに分類することができます。一般塗料は塗膜で下地を覆い隠すためのものです。カラフルな色合いからシックな物までいろいろあるので、自分好みの物を探す楽しみがあります。ニスは塗って乾かすと素材の表面に樹脂の膜を形成します。木目を活かしつつ表面をしっかり保護したい、というときにおすすめの塗料です。ステインは木材の内部に浸透するタイプの塗料で、塗膜を作る塗料に比べると保護力はやや落ちるものの、木目を活かしたDIYが楽しめます。

水性と油性の違いはなに?

塗料には水性と油性があります。水性塗料は希釈剤として水が使われているもので、乾燥するときはこの水分が蒸発するので嫌な臭いがほとんどしません。屋内での使用に適していると言えます。また、完全に乾いてしまう前なら水で洗い流せるので、初心者でも扱いやすい塗料と言えるでしょう。対して油性塗料は、希釈剤として有機溶剤が使われています。この有機溶剤が揮発して乾燥することになるのですが、臭いが強く吸い込んで気分が悪くなってしまうこともあるので、特に屋内での使用には注意が必要です。しかし水性塗料に比べると仕上がりが美しいので、劣化した箇所でもしっかり塗装することができるのです。

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